こんにちは。
柴原史佳です。
例年よりも各地早い梅雨明けとなり、真っ青な空や、鮮やかな緑の美しい季節になりました。
夏バテしそうな暑さもともなっていますが、ワインでリフレッシュしながら乗り越えていきましょう。
今回のコラムでは、先日私が行ってきました、ワインとリフレッシュを両方満喫できる場所についてお話させていただきます。
八ヶ岳の憩いの地
さて、私が行ったのは長野県と山梨県の間、小淵沢にあります「星野リゾート リゾナーレ八ヶ岳」です。
八ヶ岳は標高の高い場所で、この季節は青々とした木々がとても綺麗でした。
空気も澄んでいてとても爽やか。
都会の喧騒や、日常の生活からも少し離れて、リフレッシュするには素晴らしい空間。
宿泊施設だけでなく、ショップやレストラン、アクティビティも兼ねているリゾートとして、地元の方にも人気の憩いの場です。
ショップの立ち並ぶピーマン通り。
ちょうどアンブレラスカイという、通りをカラフルな傘で彩られたシーズンでした。
長野県と山梨県のいいとこどり
お腹もすいて、向かったのはレストラン「YYgrill」。
ランチでは、長野と山梨の新鮮な食材をヴュッフェ形式でいただけるお店です。
こちら、店内にはワイン樽が飾られたり、ボトルも並び、木樽やワインカラーのナチュラルな雰囲気でした。
さっそく本日のワインリストを見てびっくり。
ラインナップされていたのは、全て日本のぶどうからつくられた日本ワインでした。
それもそのはず、小淵沢は長野と山梨という、日本ワインの名産地の間にあります。
日本ワインを楽しむにもぴったりの場所なのです。
ワインリストは少しずつ変わるようですし、ソムリエの方もいらっしゃるので、相談することも可能です。
まずはスパークリングからということで、流行りのオレンジワインからスタートしました。
オレンジワインとは、白ぶどうを使って赤ワインのように醸しを行なってつくるワインですが、昨年くらいから日本でも注目されています。
ベルギーのフルーツビールのような、いきいきとした酵母の香りを感じる爽やかなスパークリング。
まさに地産地消で、地元食材がすっと馴染みます。
続いて、赤ワインを。
長野県桔梗ヶ原メルローのワインをいただきました。
ワインに食材、長野と山梨のいいとこどりです。
この場所ならではの満足感に浸ります。
ワインリゾート
さて、レストランの隣にはワインセラーのようなショップがありました。
こちらでは、ボトルでの購入も出来ますし、この機械から有料でグラス少量から楽しむことが出来ます。
セラーには長野や山梨の注目ワインが並んでいました。
先日、某番組でご紹介されたワインもこちらでなら購入することが出来ます。
実はこのリゾナーレ八ヶ岳では、ワインリゾートとしてワインをメインとしたステイの提案をしています。
日帰りで、ショップやレストランでワインを楽しめるのはもちろんですが、宿泊された方はプランに申し込めば、提携されているワイナリーへ見学に行くことも出来ますし、開催されるワインセミナーに参加することも出来ます。
近隣のワイナリーも、個人では見学できないところもあり、宿泊のついでではなく、ワインを楽しむついでに宿泊、という新しいかたちもうまれているのです。
以前にワイナリー巡りのお話もしましたが、ワイナリーとリゾートというコラボは今後ますます需要をうみ、これからの新しいかたちになると思います。
海外では、ワインツーリズムは観光産業として、すでに重要視されているところも多々あります。
ワイナリーに、企業に、消費者、そして自然に優しく喜ばれるかたちが日本でも広まってほしいです。
ワインはもちろんですが、皆さんがワインを通して経験や喜び、学びを得て、心からリフレッシュできる瞬間を過ごせたらと思います。