ヌーヴォーの楽しみ~ボージョレ・ヌーヴォー ~カウントダウンイベントレポート~

ヌーヴォーの楽しみ~ボージョレ・ヌーヴォー ~カウントダウンイベントレポート~

こんにちは。

柴原史佳です。

11月も終わりますね。

11月。ワイン。

と言えば皆さん思い浮かぶのは、やはり「ボージョレ・ヌーヴォー解禁」ですよね。

今年も11月15日0:00に解禁となりました。

皆さんは、今年のボージョレ・ヌーヴォーはお試しされましたか?

お味はいかがでしたか?

私は今年は11月14日の夜から解禁日の15日までの、ボージョレ・ヌーヴォー解禁カウントダウンイベントに参加してまいりました。

今回はボージョレ・ヌーヴォーについてや、イベントのレポートについてお話させていただきます。

 

ボージョレ・ヌーヴォーって…毎年褒められるワイン?

 

今や一時期程の盛り上がりにかける、なんてニュースやトピックスにあげられるボージョレ・ヌーヴォー。

日本の輸入会社や販売会社も、いかに消費を継続あるいは上げていこうかと、あの手この手でプロモーションを模索しているのを感じている方も少なくないかもしれませんね。

おかげで、そもそものボージョレ・ヌーヴォーについての知識も広まってきたのではないでしょうか。

解禁日とか、新種であるとか。

一応ポイントだけおさらいさせていただきますと、

  • その年のブドウで作られた新酒。Vin Nouveau(ヴァン・ヌーヴォー)またはVin de Primeure(ヴァン・ド・プリムール)という。
  • 毎年11月の第三木曜日が解禁日となり、日付変更線をまたぐタイミングにより、世界でも日本は解禁が早い。
  • ボージョレ・ヌーヴォーについては「赤ワイン」あるいは「ロゼワイン」の新酒がボージョレ・ヌーヴォーを呼称できる。
  • ブドウ品種はガメイ。
  • ボージョレとは、フランスの北東部にありブルゴーニュ地方の南に位置する。

ということです。

もともとは生産者や地元の人々がフレッシュな出来立てワインを楽しんでいたのが始まりですが、その人気はパリ、そして世界へ広まるにつれて有名になり、1967年11月15日にヴァン・ド・プリムールとして法的に制定されました。

しかし日にちを指定すると11月15日が日曜日にあたることもあるため、生産者はじめ業者の人々が休めない!ということもあり、11月の第三木曜日と改めて制定されました。

日本では1980年代のバブル期頃から輸入が始まりました。

以降、その年の新酒として販売されているのですが、「○○年に一度の最高の出来」や「ここ○○年ぶりの当たり年」といったキャッチフレーズも話題になっています。

しかし、毎年称賛されていて本当に良い年はいつなのか?と思う方もいらっしゃいますよね。

私も疑問に思っていたのですが、そもそもボージョレ・ヌーヴォーはワインの熟成を楽しむのではなく、フレッシュさを楽しむという目的が違うところにあることに気がつきました。

若いワインだから好きじゃない…かもしれませんが、つい先日まで木になっていたブドウたちがワインとなり、ボトリングされ空や海を越えて、日本、私の前にやってきたと思うと、なんだかちょっと愛おしくなります。

毎年のキャッチフレーズも様々ありますが、その年のブドウの収穫に思いをはせて、「今年のブドウはかなりフレッシュ。」「ヌーヴォーだけど、しっかりした飲み心地」など、それぞれに感じることが1番の楽しみかと思います。

 

ボージョレ・ヌーヴォー解禁の瞬間

 

冒頭でもお話しましたように、今年のボージョレ・ヌーヴォー解禁にあわせてイベントへ行ってまいりました。

ずらりと並ぶワイン。

これすべて、ボージョレ・ヌーヴォーです。

こんなにたくさんの種類が日本に輸入されているなんて、本当に驚きました。

見たことあるものないもの、キャラクターが描かれたり斬新なデザインのものと多種多様でした。

スクリューキャップ(コルクでないキャップ)が多いかなと思いましたが、意外にもコルクタイプのものが多く、ブルゴーニュ地方らしさも感じます。

ステージが用意され、いよいよ解禁です。

皆さんボージョレ・ヌーヴォーの入ったグラスを手に、全員で乾杯です。

今年のゲストはりゅうちぇるさんでした。

解禁0:00、実は私はちょうどステージのお手伝いをしていたので00分にはいただいていないのですが、その後にいただきました。

今年は天候に恵まれたため、ブドウの出来が良かったそうです。

収穫が早くできた作り手によっては、ヌーヴォーだけれどもワインを醸す時間が例年より多めにとれたそうです。

2018ボージョレ・ヌーヴォーは、果実の濃縮感もあり、フルーティーでありながら酸やタンニン(渋み)のバランスがよく、飲み心地のよいワインに感じました。

かつ、フレッシュ。

2018年ヴィンテージのヌーヴォーでないボージョレやブルゴーニュのワインの出来も楽しみになりました。

ちなみにこの日はこちらをいただいたのですが、私の家族は毎年ボージョレ・ヌーヴォーを数種類飲み比べしています。

今年も数種類いただきました。

他の作り手のボージョレ・ヌーヴォーもそれぞれ個性はありますが、全体に飲み心地よく、素晴らしいワインでした。

みなさんがのまれたボージョレ・ヌーヴォーはいかがでしたか?

 

解禁前のお楽しみ

 

ボージョレと聞けばヌーヴォーというイメージが強いのですが、もちろん新酒以外もあるのです。

去年のヌーヴォー…ではなくて、ヌーヴォーにするには通常の醸造と少し異なる方法でワインづくりを行います。(マセラシオン・カルボニック=MC法)

つまり、MC法でなく通常通りの方法で仕込み、熟成させることで、しっかりした熟成ワインが作れます。

その中でも「クリュボジョレー」と呼ばれるグランクリュ(特級畑)のものは、素晴らしいワインをうみだします。

そのクリュボジョレーを、イベントではヌーヴォーの解禁される前に楽しみました。

エチケットもちょっと違って、クラシカル。

2008年や2010年などヴィンテージもばらばらですが、熟成されたクリュボジョレーはゆっくりのみたいエレガントさを持ったワインでした。

さらに日本では見る機会の少ない、ボージョレ・ブラン。

ボージョレ・ヌーヴォーだと、法律上ブラン(白ワイン)を作っても「ボージョレ・ヌーヴォー」と名乗ることができないので、生産量は赤やロゼには劣りますが、ブランも作られています。

ブドウ品種はシャルドネで、優しい酸と優雅なアロマでなめらかなワインで美味しかったです。

これはイベントなのでいろんなボージョレワインが登場しましたが、見つけたらボージョレ・ヌーヴォー解禁前でも後でも一緒に楽しんでみるのもおすすめです。

 

話題にあがりやすいボージョレ・ヌーヴォーですが、毎年ブドウを見守るような気持ちで楽しんでいただけたらと思います。

新酒はなるべく早めにお召し上がりくださいね。

フレッシュなうちに。

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