こんにちは。
柴原史佳です。
朝晩と冷え込みだし、あんなに暑かった夏もちょっぴり思い返したりしてしまいます。
さて、11月に入り今年も残すところあと2ヶ月。
イベントも目白押しで、ますますワインシーズンに突入かなと思います。
今回は、そんなワインシーズンだからこそ、皆様におすすめしたいワインについて、お話させていただきます。
秋ロゼを愉しむ
気温が下がってくると、私は少し重ための、そう、こってりとしたソースにも合うような赤ワインをのみたいなと思うことが多々あります。
なのですが、私が注目しているのが「ロゼワイン」です。
ロゼワインといえば、ピンク色の色味もあり、日本ではお花見の頃に注目されていますね。
でも、普段はあまり選ばない。
レストランでも、ロゼワインが選択肢として少なかったり、なかったり。
そもそもロゼワインってどんな時にのむの?
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
実は、フランスではロゼワインが主流になりつつあります。
私自身もフランスへの渡仏の際には、レストランでもロゼワインを楽しまれている方も多く見受けられました。
お料理に合わせるワインとして、白ワインや赤ワインよりも合わせやすく、前菜のお皿からロゼを合わせることも。
かまえずに楽しめるのが、フランス流のロゼワインの愉しみです。
ロゼワインは色も淡いものが多く、お味も軽やかなものや、爽やかにいただけるものが多くあります。
軽やかであると、春先や初夏のイメージとなるかもしれませんが、ロゼワインの中でも果実味豊かで余韻も長いロゼワインは、ぜひ秋に、そして寒い季節の穏やかなひと時に添えていただくものとして、おすすめです。
秋ロゼ、はじめませんか?
Domaine MONTROSE
さて、ロゼワインは世界中でつくられています。
もちろん、日本ワインにもロゼワインはあります。
世界の中でも、ロゼワインの名産地として有名なのが、南フランスです。
地中海の素晴らしい気候に恵まれて、フランスのロゼワインの多くを南フランスで生産しています。
その中で、ラングドック地方にあるのが
Domaine MONTROSE
ドメーヌ・モンローズ
です。
先日、現CEOのオリヴィエ・コストさんが初来日され、お話を伺うことができました。
1701年創業の長い歴史をもち、代々家族経営を中心として受け継がれ、オリヴィエさんはドメーヌの9代目にあたります。
(ドメーヌとは、ブドウの栽培からワインの醸造まてを全て自分のところで行う生産者。シャトーやワイナリーの場合、ブドウをブドウ農家さんや畑から買い付けてきたもので生産することもある。)
こちらはワインづくりとして、テロワール、ブドウの栽培における環境に配慮することを重視しています。
ミネラル豊かな複数の土壌からは、しっかりと楽しめるロゼワインがうまれます。
では、ドメーヌ・モンローズを代表するロゼといえば、こちら。
左から
”Domaine MONTROSE Rosé”
グルナッシュを主体にカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーでつくられています。
サーモンピンクのお色が愛らしく、しっかりとした味わいながら、余韻は軽やかで、いろんなお料理にも合わせやすいワイン。
“Domaine Montrose Prestige Rosé”
先ほどよりもグルナッシュ比率をあげ、ロールとシラーでつくられています。
プレスティージュなので、少し木樽熟成され、通常よりもゆっくりとつくっています。
輝きもあり、チャーミングな味わいに、きれいな酸が飲み心地の良さを与えます。
こちらのロゼワインは、コルクではなく、ガラスの蓋がされていました。
ドメーヌ・モンローズの紋章である3匹のトカゲが。
コレクションしたくなる可愛さですよね。
ちなみにこちらに合わせていただいたのが、フランス風いかめしでした。
お野菜やハーブを使い、食材そのものの味をさらにひきだしてくれる、そう実感できるマリアージュでした。
これから旬を迎える秋や冬の食材にも、気軽に合わせられるワインですね。
想いを込めたRoséで優雅に
お料理にもぴったりのロゼワイン。
もちろんそれも、ロゼワインの良さですが、冒頭でも述べましたように、穏やかで素敵なひと時に楽しむ、特別なロゼワインはいかがでしょうか。
300年以上の歴史を誇るコスト家、そしてオリヴィエさんが、伝統的ドメーヌの作る、ドメーヌ・モンローズ史上最高のロゼワインを作りたい、との思いをこめてつくられたワインが、日本初でリリースされました。
右にありますのが、そう。
実はこの日は、まだエチケット(ボトルラベル)がないものもありました。
(参考:GLAMOUR INTERNATIONAL WINE 様)
“Domaine Montrose Rosé 1701”
グルナッシュ・ノワール、グルナッシュ・ブラン、ルーサンヌ、シラーでつくられています。
1701という創業年へのオマージュからお名前を付けられたこちらのワインは、先ほどのプレスティージュワインからさらに、もう一段階上の特別なロゼワインです。
南フランスワインに見られる、ルーサンヌは味わいに深みをもたせ、アロマティックへ導きます。
クリアな輝きに少女が頬をうっすらと赤らめたようなお色。
香りはさらに豊かに、味わいにはボリュームをもち、余韻までエレガントに続く、美しいロゼワインでした。
大切な方と、あたたかな会話の中満たされていくワインにもぴったり。
ブドウ、酵母、ボトル本体、ヴィオディナミと、隅々までこだわってつくられたこちらのロゼワイン。
私も初めての出逢いでしたが、うっとりしました。
もしも合わせるなら、
甘いデザートとともに、素敵なひと時もよろしいのでは。
最後にオリヴィエさんに、皆さんへのメッセージを伺いました。
「好きなワインを楽しんでください。ロゼワインはもちろん、赤ワインも白ワインも、お気に入りを見つけてくださいね。」
ロゼワインの魅力を見つけると、楽しみがふえるかもしれません。
フランスのように、かまえることなく、時に優雅に、ロゼワインを楽しんでいただけたらと思います。
“Domaine Montrose Rosé 1701”の購入はこちらから可能です。
https://giw.thebase.in/items/13495427
Dimaine Montroseの他ロゼやその他ワインはこちらで購入することも可能です。
http://www.cepages-wines.com/winery/winery_detail.cfm?lang=JP&dmnID=210