ワインをソウルメイトに

はじめまして。
柴原史佳です。

以前ピックアップしていただいたミス・ワインの実態に迫る!準グランプリ柴原史佳さん密着取材でのご縁をいただき、これからこちらでワインを中心としたワインコラムを書かせていただくことになりました。
まず初回となる今回は、自己紹介と私とワインの関係についてお話させていただきます。

 

プロフィール

香川県生まれ。おうし座・AB型。
幼い頃より食べることやのむことが好きな穏やかな家族のもとに育つ。
11歳から芸能活動をはじめ、映像や舞台での活動を行っている。
また、日本舞踊では西崎流の名取「西崎緑乃佳」としてステージやショーへ出演。指導も行っている。
2017年3月に行われた2017MissWine日本大会では準グランプリとなり、ワインやワイン文化の普及活動も行う。

 

ワインとの出会い

家族旅行で行ったドイツ・ハイデルベルクのホイリゲ(造り酒屋の居酒屋)。
当時まだ17歳だった私は飲酒出来ないために、ぶどうジュースをオーダーしました。
はこばれてきたぶどうジュースを一口のんで、びっくり。

これ、ワイン?お酒?!

日本では、これまで飲んだことのないようなぶどう果汁の濃さと、おそらく発酵直前であったであろう香りは、アルコールではないかと間違うほどの味わいでした。
それはとてもワインに近いぶどうジュースだったように思います。
その時から「ワインはこれよりも美味しいものなの?」という憧れのような妄想をし、待つこと3年。
成人してアルコールが解禁となり、ワインを初めてのんだ時は、やっぱり美味しい!と確信しました。
そしてすっかりワインの魅力にみせられてしまいました。

 

好きこそ物の上手なれ

ワインのお話をすると、「ワインって難しい」「ワインって分からない」という声もよく耳にします。
私も初めてワインをのみ出した頃は、エチケット(ボトルのラベル)も読めないし、読めても書かれてる意味が分からない。味の違いもなんとなくしか分からない。そんな状態でした。
ですが、食事に合わせたり、誰かと一緒に楽しくのんでいるなかで、

んっ!これ美味しい!

に出会い、その回数も増えてきました。
「またあのワインがのみたい」「このワイン好き」が増えていく度、忘れたくなくて、知らず知らず脳と舌で記憶していました。
まさに好きこそ物の上手なれ状態。
それからぶどうの品種、ワインの種類、生産地、作り手、ヴィンテージ(生産年)、マリアージュetc…知りたいこともふえて、ワインについて学びはじめました。
好き。には自分自身でも想像しなかった知識欲があるということに驚きます。

 

ただのお酒ではない…ソウルメイト

1年前、「それだけワインが好きだから、チャレンジしてみて」と挑戦したミス・ワイン。
安易にワインがたくさんのめるはず!と思っていました。
しかし日本大会にむけたグローアップセミナーの2週間の合宿中、ワインセミナーはありますが、もちろんウォーキングやスピーチといった、いわゆるミスコンのトレーニングも毎日朝から晩、夜中の自主練習まで続きました。
必然的に、これまでとは違った形で自分自身と、そして「私にとってのワインとは」を考える時間になりました。
ワイン好きな両親だったので、いつもワインがそばにありました。
お祝いや嬉しいことがあった時、祝福の乾杯はいつもワインでした。
悲しい時やつらい時、しんどいなと感じた時、ワインをのみながら「もうちょっとだけ頑張れるよ、私。」と自分自身を励ましました。
大切な人との会話や食事には、華をそえてくれました。
誰かに贈るプレゼントの時には、想いを届けてくれました。
そのワインをのむと思いだす。思い出を残してくれました。
そして、ワインが人やご縁をつないでくれました。
あげるときりがありませんが、これはもう「ただのお酒・ワイン」ではなく私にとって「ソウルメイト」であると気がつきました。
私にとってワインがそんな存在であったように、多くの方にもソウルメイトのように、そっと寄り添ってくれるものであってほしいなと思います。

ワイン大好きな私のコラム。
ワインがちょっとのみたくなった、そんなお話ができたらと思います。
これからどうぞ、よろしくお願いいたします。